■大野の“副業疑惑”がスルーされるワケ

 前出の夕刊紙デスクが話す。

「滝沢副社長はP社の取締役を辞任、岡本は関係はないかもしれませんがエージェント契約になるなど、ジャニーズ事務所は副業NGという方針は崩しておらず、筋を通していますよね。ただ、大野だけは以前から特別扱いのような状態にあるんです。

 それは嵐が国民的グループだからというのも大きいでしょう。そのグループの再開も含めて、大野に厳しいことを言うと“だったら辞めます”となって、退所してしまう恐れもあると。だから、事務所としては厳しく注意できないという事情もありそうです」

■「大野くんは嵐だから特別なのかなあ」と疑問を呈する声も

 以前、大野に副業が報じられたときにはファンからも「ジャニーズの規則に背くのはヤバそうだね」「副業のルール違反で退所した人もいたよね? 大野くんは嵐だから特別なのかなあ」と疑問を呈する声が上がっていた。

「不動産業に続いてレストラン業にも手を広げたわけです。大野は友人のA氏とだけではなく、家族を代表に立てた別の『S社』も2020年4月に立ち上げています。そのS社の登記にも『不動産の賃貸、管理、保有及び運用』や『飲食店の経営』と記載があるんです。

 南の島のイタリア料理店はA氏となのか家族とやっていくのかはまだ明らかになっていませんが、新たなビジネスを完全に自分以外の人間に任せて、芸能活動に戻ってくるというのも考えにくい。

 今の大野は芸能活動ではなくリゾート事業に目が向いていますよね。こうなってくるといよいよ大野の芸能界引退や嵐の解散というXデーも迫ってきているのではないかと思えてきてしまいますよね……」(前同)

 大野は芸能界に見切りをつけ、これまでとまったく違う新たな人生を歩もうとしているのだろうか――。

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