■笑福亭鶴瓶の「家や」発言の真相が明らかに?

 その大物とは、笑福亭鶴瓶。

 鶴瓶は、21年放送の同企画でも登場。電話オファーの際に、鶴瓶が電話でスタジオの松本、中居、ナイナイらにどこにいるのかを問われ「家や!」と繰り返す、いわゆる天丼で爆笑をさらったことが話題になっていた。

 しかし、当時「自宅にいるはずなのに、番組の趣旨をすぐに理解できなかった。すなわち、近くにテレビがなかった。ということは、家にいなかったのではないか?」という疑惑が浮上。今回の10日の放送時には、なんと番組側が鶴瓶の自宅前にアナウンサーを派遣。鶴瓶と松本の電話がつながっている状態で、呼び鈴を押して出てくるのか、という検証を行った。

「今回も鶴瓶さんは、どこにいるんですか? というスタジオからの問いかけに“家や”と返答していましたが、自宅前にアナウンサーがいる、と告げられると“家来たらあかんて”とあきらかにうろたえた様子に。呼び鈴を鳴らしても反応がなく、電話の向こうからも呼び鈴の音が聞こえず、やはり自宅にはいないのではないか、という疑惑を問い詰められると “うち、3部屋あんねん”とよくわからない返答をしていました。

 そのまま、電話はなし崩し的に終わり、鶴瓶さんは翌日、スタジオに登場したんです」(前同)

 その場で鶴瓶に対して、前日の電話の話になり「なんで出てこないんですか?」「出てくればいいじゃないですか」と、中居や矢部が矢継ぎ早に指摘。とどめに、電話での会話のうしろで車のエンジン音などが聞こえていた件を指摘されると、鶴瓶は「今年は大丈夫やな。きのうは外や!去年は家や」と、自身の居場所についての真相を語ったのだ。

 この発言に「やっぱりなー!」と、松本が声に出して指摘したほか、ナイナイらも爆笑。

「近所のイタリアンに奥さんと弟子と食事に出かけていた、ということです。その状態で、自宅前にアナウンサーが派遣されています、と言われれば、それはあわてますよね。ただ、堂々とウソを言っているところが生放送で流れてしまったことで、イメージの低下は避けられないでしょうね。

 それもこれも、昨年の“家や”発言をなぞろうとしたあまりの悲劇。その昨年の事実はどうだったのか、と問われた鶴瓶さんは、“去年は緊急事態宣言(正確にはまん防)”“去年は外やったんやけど電話かかってきて急に家帰ったんや”と言い訳を続けて、中居さんに“そんなワケないでしょ!”と言われていました」(前同)

 せっかく、前日オファーのゲストとして登場したかと思ったら、全員に詰められ、中居には「大歓迎な雰囲気じゃなくてすみません!」松本には「我々は正直上戸彩さんを待っていたのでテンションは上がってないんですけど……」と言われ、お土産のアイスが入った箱をボコボコにする、というキレ芸も披露していた鶴瓶。

「その後のトークも特別に盛り上がらず、最後に『お礼ダーツチャレンジ』を強要された鶴瓶は、すでに“熱湯風呂”ゾーンにダーツが刺さった“ヤラセ”状態でルーレットを回されてました。そのため、投げた矢が刺さらず、床に落ちたにもかかわらず、熱湯風呂が確定。

 アンタッチャブルの2人に羽交い絞めにされたあげく、熱湯風呂がスタンバイしている場所へと連行され、待ち受けていたダチョウ倶楽部のもとでチャレンジをする運びになったんですが、ここで放送事故が起こりかけたんですよ」(夕刊紙デスク)

「時間がないから!」肥後克広(59)と寺門ジモン(59)が鶴瓶の服を脱がせる、という流れだったが、寺門がズボンを下ろした際に悲劇は起きた。

 鶴瓶はダイエットのために腹にサランラップを巻いているという異様なさまだったため、服の滑りがよくなっており、一緒にパンツまで下ろしてしまった。慌てて寺門と肥後が壁になり、鶴瓶は横向きだったため大事にはならなかったが、お尻は完全に放送されてしまった。

「鶴瓶師匠は、03年に同局の『27時間テレビ』で中継先の九州で酔って眠りこけていた時、パンツを寝ながらずり降ろしていたせいで、布団から出た瞬間に“ポロリ”していた伝説の放送事故がありました。それの再来になるところでしたね。あわや大惨事で、スタッフは胸をなでおろしていたと思います。

 鶴瓶師匠に電話でオファーをかけた際の10日も、実は進行がグダグダになってしまう出来事がありましたからね……」(前出の制作プロ関係者)

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