■中島みゆきは11年ぶりCM出演

 一方、9月から缶コーヒー『BOSS』の最新CMで、“宇宙大統領みゆき”役を演じるのは中島みゆき(70)。中島にとって、実に11年ぶりのCM出演となる。

「孤高の天才シンガーとして今もファンの根強い支持がありますが、プライベートは謎に包まれたまま。恋愛も78年に松山千春と、2003年に舞台演出家との交際が浮上するも、推測の域を出ませんでした。確かな熱愛報道は、80年代後半に、妻子あるギタリストとの“朝帰り”を写真誌に撮られたくらいで、今も独身です」(前同)

 コロナ禍以降、活動停止状態だっただけに、現役引退を発表した吉田拓郎らに続くのでは、と心配するファンの声もあった。

「年齢的に全国ツアーは難しくても単発ライブはできるし、本人も新作のレコーディングを開始したと明かしたばかり。まだまだ元気ですよ」(前出の城下氏)

 1975年のデビュー以来、常に第一線で活躍する彼女の“時代”は終わらないようだ。

■伝説の山口百恵

 この3人とは違った意味で“伝説”になったのが、山口百恵(63)だ。

 73年に歌手デビュー後、ヒットを連発。だが、人気絶頂の80年、三浦友和との結婚を発表し、それと同時に電撃引退を選んだ。

「同年10月、日本武道館で行われたファイナルコンサートを開催。最後にマイクを静かにステージに置き、去って行った彼女の姿は今も語り草です」(芸能記者)

 引退時、まだ21歳だった。

「映画やドラマで共演して恋に落ちた三浦を生涯の伴侶と決めた百恵に、迷いはなかった。家庭的に恵まれなかった彼女は、温かい家庭に憧れる気持ちが人一倍、強かったんです」(城下氏)

 引退前に発売された自伝『蒼い時』では、三浦を相手にしての自らの初体験まで記した百恵。2人の愛息は今や芸能界で成功し、彼女自身も近年、キルト作家として活躍している。

 四者四様、歌姫たちの人生。その生きざまが、歌声に深みを与え、聞く人の心を震わせるのだろう。

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