竹内涼真（２９）が主演を務める『六本木クラス』（テレビ朝日系）が９月２９日に最終回を迎えた。最終回の世帯視聴率は１０.７％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と番組最高を更新し、有終の美を飾った。
しかし、ドラマの放送中にメインキャストとして出演する香川照之（５６）にスキャンダルが発覚。３年前、銀座クラブのホステス女性に対する過剰なハラスメントを働いていたことが明らかになり、『六本木クラス』は悪い意味でも注目を集めてしまった。
報道後、香川は金曜ＭＣを務めていた朝のニュース番組『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』に加え、１０月クール放送の日曜劇場『アトムの童』（ともにＴＢＳ系）の出演も取り止めとなり、トヨタをはじめとする複数のＣＭも相次いで降板。唯一の継続出演となった『六本木クラス』も最終回を迎えてしまった。
「香川さんは一旦、日本の芸能界から退場ということになります。『六本木クラス』の最終回では、本家の『梨泰院クラス』ではあった、香川さんが演じた役の土下座シーンがありませんでした。香川さんのプライベートで大きな不祥事があったから土下座がなくなった、とは考えづらいですが、“土下座消滅”にはさまざまな意見がありましたよね。
そして、やはりと言いますか……息子さんの晴れの舞台にも姿を現さなかったそうです」（ワイドショー関係者）
■息子・團子の晴れ舞台を欠席
香川は歌舞伎俳優・市川中車としても活動をしているが、その長男の五代目市川團子（１８）が９月２９日、東京・ＧＩＮＺＡＳＩＸ観世能楽堂で行なわれた日本舞踊家・谷口裕和による「第八回 谷口裕和の会」に出演。團子は、初の素踊り（衣装などをつけずに紋服で踊ること）と初の女形を披露した。
「團子さんにとっては晴れ舞台でした。しかし、香川さんは挨拶どころか会場にすら来なかったといいます。やはり、自分が行ったら息子の舞台よりも注目を集めてしまうことを危惧したのではないでしょうか。香川さんは息子想いの人ですからね。会場の客入りもかなり寂しかったようですが……」（前同）
