■父親と和解して梨園入りした香川だが……

 香川は中車として、長男は團子として2012年に梨園入り。澤瀉屋(おもだかや)の当主である市川猿之助(46)、團子とともに記者会見を行なった。

 歌舞伎俳優の二代目市川猿翁(82)と女優の浜木綿子(86)の長男として誕生した香川だが、両親は1歳のときに離婚。母親に引き取られて育てられたため、45年にわたって父子関係は断絶状態にあった。

 しかし歌舞伎俳優の夢をあきらめきれず、父親との和解を模索し、中車として梨園入りを果たした。2016年12月の『女性自身』(光文社)によると、香川には「自分が澤瀉屋の看板名跡である市川猿之助を継げなくても、息子には何としても継がせたい」という思いがあったという。

■團子の猿之助襲名にも暗雲

「今回の一件は梨園でも重く受け止められているといい、後見人的な立場の猿之助さんは監督不行き届きとして関係各所に謝罪行脚を行ったとも報じられています。一連の報道が与えたイメージは最悪で、香川さんの梨園での立場はもはや危ういでしょうし、追放される可能性もあるでしょう。

『中車と團子の会』という息子と連名の後援会もあり、香川さんは梨園入り後は息子を全力でサポートしていた。ただ、團子さんの猿之助襲名にも暗雲が立ち込めてきているようです……」(前出のワイドショー関係者)

 歌舞伎ファンには妙齢の女性が少なくない。香川のスキャンダルはそういったファンからの反発を招いてしまっているという。

 芸能プロ関係者は話す。

「梨園からも、そして日本芸能界からも、一時的に追放される可能性が高い。香川さんが、10月クランクインの役所広司さん(66)主演の映画から自主降板したという報道もありました。

 そんななか、香川さんの中では“やはり韓国に”という思いが強くなっているそうです」

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