川口春奈主演・フジ『silent』目黒蓮、Snow Manダントツの俳優枠『教場』『消えて初恋』から進化のキーワードは“葛藤”、音のない世界で表現される感情に注目の画像
※画像はフジテレビ『silent』公式サイトより

 目黒蓮Snow Man/25)が出演するドラマ『silent』(フジテレビ系)が、10月6日にスタートする。高校時代に本気でつきあっていた彼氏に一方的にフラれて8年、心残りに思いながらも充実した日々を送る紬(川口春奈/27)が、駅で彼の姿を見かけたことがきっかけで箱にしまっていた気持ちが再び揺れ動くという切ないラブストーリーだ。渋谷駅周辺での告知も大々的に行われており、ドラマへの期待は高まるばかりだ。

■目黒蓮が表現する切なさに注目

 フジテレビ系の連続ドラマは初出演の目黒蓮は、『教場Ⅱ』(2021年/フジテレビ系)では成績優秀ながら、警察官になることを望んでいない生徒を演じた。退学処分を受けるために画策するが、退校前に同級生との間に自身の子ができたことから警察官になる決心をするといった葛藤を、鋭い眼光で演じ切っていた。

 また、『消えた初恋』(21年/テレビ朝日系)では、同級生の想太(道枝駿佑/20)から好意を寄せられてとまどいながらも誠実に向き合う、まじめで爽やかな高校生を演じた。今作で演じる佐倉想は、高校時代はサッカー部のエースとして活躍し、スポーツ推薦で東京の大学に進学するも、難聴によってサッカーを諦めた経験を持つ。

 つき合っていた同級生の紬を含め、高校での交友関係を全て絶って閉鎖的な日々を送っていたが、8年ぶりに彼女に再会することで閉ざしていた心に変化があらわれるという。クランクインの数か月前から手話を練習しており、想の繊細な心の動きを表情だけでなく手や体を使って丁寧に演じるだろう。

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