■「大泣きしちゃいました」時政演じる坂東彌十郎の撮影秘話

 また、直近では、10月2日に放送された『鎌倉殿の13人』の第38話「時を継ぐ者」の一幕も話題だ。

「第38話では、主人公・義時が、坂東彌十郎(66)演じる父・時政へ、涙ながらに別れを告げるシーンがあり、そこで、親子の別れを涙ながらに演じた2人に、ネット上では、“今生の別れに泣きじゃくる義時に、もらい泣き”、“紆余曲折有れど、最後は親子の顔に戻っている、2人の演技に感動”といった、称賛コメントが多く寄せられました。

 ちなみに、彌十郎さんは、第38話が放送された翌日の10月3日に、自身の公式ブログ『坂東彌十郎オフィシャルブログ byAmeba』に、“大泣きしちゃいました”との日記を投稿。そこには、“まず政子の土下座に 小四郎の涙に そして愛しのりくに ボロ泣きしました”と、劇中のキャラクターたちの行動が、時政の涙の演技に繋がったことを吐露していました。

 9日に放送されたトークSPでも、小池さんがモノマネつきで披露していましたが、彌十郎さんはクランクアップのとき、まさに赤ん坊のように“うわーん!”と泣いていたということですからね。視聴者はもちろん、出演者の感情にまで影響を及ぼすなんて、本当に『鎌倉殿』はすごいドラマですよ」(前出の専門紙記者)

 感動シーンがある一方で、『鎌倉殿』は登場キャラクターが次々と非業の死を遂げていく“悲劇”のドラマでもあり、今後さらに衝撃の展開が続くことが予想されている。

「これまで、数々の名キャラクターが『鎌倉殿』のドラマから退場してきました。そして、もうすぐ退場するのではと予想されているのが、横田栄司(50)演じる和田義盛です。義盛は、“気は優しくて力持ち、みんなから愛される西郷さんみたいなまっすぐな男。でも抜けているところがあるイジられキャラ”と評される、作中屈指の人気キャラ。その義盛に悲劇が訪れるとなると、悲しむファンも多いのではないでしょうか」(前同)

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