■11月4日からはアメリカでも公開
NHKは昨年2021年も積極的にアプローチしていたというが、「今年こそAdoに出てもらいたい」という思いは強いはずだ。
「Adoの歌い方は、海外アーティストにはなかなか真似できるものではありません。海外で上映される際にもAdoの曲として劇中歌が流れることになるようですが、こういったことはあまり例がありません。
すでに、楽曲はアメリカを含め世界的にヒットしているわけですが、海外で映画が上映され、大ヒットすればAdo自身の人気も世界的なものになるのは間違いないでしょうね」(前出のNHK関係者)
タイでは8月25日に公開され、2週連続で興収1位に。タイで放映された歴代日本アニメ作品の初日興行収入の1位も記録したほどだった。
10月13日からはドイツとオーストリアで上映が始まっているほか、11月3日からはオーストラリアとニュージーランド、翌4日からはアメリカとカナダでの上映がスタートする。
■「顔出しNG」のAdoだが……
『紅白』出場への期待が高まるAdoだが、彼女は一貫して顔出しはしていない。
「ただ、4月4日にはファーストライブをZepp Diver Cityで開催。8月11日にはさいたまスーパーアリーナでセカンドワンマンライブもやっていますからね。
ライブをやる前には、Adoサイドにも“生でライブをやるのは難しい”という思いはあったはず。しかし、2度のライブを成功させましたし、12月から来年1月にかけては初の全国ライブツアーも控えている。人前で歌うという前例ができたわけですから、Adoサイドの『紅白』出場へのハードルも下がっているのではないでしょうか。
NHKは今、そんなAdoサイドと必死の交渉をしていると聞こえてきています。小さい子どもたちも10~20代の若者もAdoが出るとなったら『紅白』を見るでしょうから、視聴率も爆上がりするはず。ここ数年、視聴率低迷やマンネリ化が指摘されていたNHKにとっても、Adoは絶対出場してほしい最大級の目玉アーティストだと言われていますね」(前同)
大みそかには、世界を魅了しているAdoの力強く唯一無二の歌声を聴くことができるのだろうか!?