■超人気“毒舌腹黒”講談師の名前が浮上する「深い理由」

 日テレ関係者は言う。

「たとえば、今年2月20日に円楽さんの代わりに『笑点』にも出演している春風亭小朝さん(67)です。若いころは“落語界のプリンス”と名高く有名人だったし、不本意でしょうが2007年に離婚した元妻でタレントの泰葉さん(61)が離婚発表した際の“金髪豚野郎”という強烈すぎるフレーズを覚えている人も多いでしょうね。

 ただ、67歳ですからね……日テレサイドの本音を言えば、宮治さんのようにもっと若い人を呼んで番組を若返らせたいところ。そうなると、うってつけの人物が1人いるといえばいます」

 そんな落語家がいただろうか――。

「講談師の六代目神田伯山さん(39)です。落語家ではありませんが、『笑点』はバラエティ番組。大喜利メンバーは、必ずしも落語家である必要はないとも考えられます。また、“講談”も落語に近い芸事ではありますからね。

 何より、滝沢カレンさん(30)と一緒に2019年から2021年まで『伯山カレンの反省だ!!』、21年から現在まで爆笑問題さんと『爆問×伯山の刺さルール!(※旧題:まさかのルールはなぜできた!? 作画プレゼン!刺さルール)』(いずれもテレビ朝日系)と、地上波テレビでレギュラー番組があり、一般層にも名が知れている。

 そして、伯山さんの“キャラ”も良いんですよね」(前同)

 円楽さんといえば『笑点』では生前の桂歌丸師匠との丁々発止の「死にネタ」を筆頭に、強烈な「毒舌腹黒キャラ」として知られていた。伯山も同じ「毒舌腹黒キャラ」で、円楽さんの役割を果たせるのではないか――ということだ。

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