■デザートやとんかつは…

 高校時代には、チョコバナナクレープをよく食べていたそうだが、デザートは、しばらく口にしていないようだ。

 糖質だけでなく、一時は、トンカツの衣をはがしてから食べるなど、余分な脂質をとらないよう心がけていたという。一方で、「摂取カロリーは、1日に4500キロカロリーと、成人男性の約2倍の量。食事は1日7食に分け、タンパク質は1日“体重×2グラム以上”摂取しているようですね」(前同)

■3時間ごとにサプリメント

 また、肉や魚だけではとりきれない栄養素を補うため、3時間ごとにサプリメントを摂取しているという。その姿勢に、日ハム時代の同僚だった増井浩俊も、「想像以上の徹底ぶりに驚かされた」と話している。

 そんな大谷にとって、食事は日々の楽しみのためではなく、肉体を作るための作業のようなものなのだろう。その一端を感じさせる、こんなエピソードも。

「15年に、当時、日ハムに在籍していた大谷が、スポーツ情報番組『すぽると!』(フジテレビ系)に出演した際、番組側が用意した会食を断り、“社食に行かせてください。牛丼で十分ですよ”と答えたそう。そして、300円の牛丼を、にこやかに食べていたとか」(テレビ局関係者)

■自炊がメイン

 しかも、つきあいで行くことはあるものの、外食はほとんどしないことで知られている大谷。

 アメリカに渡ってからは、食事は自炊がメインで、朝食メニューに、ずっとオムレツを作っていたという。

 ただ、そんな大好物のオムレツを断た ったこともある。20年のインタビューで、血液検査をして食事メニューを決めていたと話しているのだ。

「血液検査をすることで、自身に合っている、合ってない食材などが判明するんです。結果、卵を食べない時期もあったそう。さらに、グルテンを摂取しない“グルテンフリー”を導入していたとも語っています」(スポーツ紙記者)

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