若者向け路線に舵を切った『紅白』。でも俺たちが本当に聞きたいのは、早口な歌ではなく、心に響くあの曲。11月13日、大みそかに放送される『第74回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。
この発表を受け、徳光和夫は、ニッポン放送『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』で、こう発言。
「本当に申し訳ないんでありますけど、60%の方がお名前も顔も存じ上げずに、今後、おつきあいすることもないだろうな、というような感じであります」
これと同じような感想を持った読者も多いのではないだろうか。
ならば、せめて本誌だけでも、夢の紅白を開催! 誌面だからこそ実現可能な、最高のステージを皆様にお届けしよう!
紅組、トップバッターとして会場のボルテージを一気にブチ上げるのは、この人。2018年9月の引退から5年、待望の復帰の舞台は紅白しかない!
安室奈美恵(46)が、あの日と変わらぬ歌声で『Hero』を歌い上げた。
「産休入り前、最後の紅白で59.1%、98年に復帰を果たして64.9%と、歌手別視聴率1位を獲得。17年の引退前の紅白でも48.4%で再び1位ですから、まさに“視聴率女王”です」(放送作家)
■松平健がマツケンサンバ2
いきなり紅組優勢に傾いたムードを引き戻すのは、あの軽快なイントロとステップ。白組トップは、松平健(70)の『マツケンサンバ2』で決まりだ。
「昨年の紅白では、同曲で前半のトリを任され、豪華絢爛なステージで大いに番組を盛り上げました。今年は新曲をリリース、マツケンサンバとコラボしたカフェが大盛況になるなど、マツケンの年でしたね」(音楽関係者)
■『北ウイング』をセルフカバーして話題
続く紅組は、9年ぶりの中森明菜(58)の出場で、一気に大攻勢。
「14年、ニューヨークからの中継で12年ぶりに紅白復帰。“ご無沙汰しております”と笑顔を見せ、ファンを喜ばせました。
今年は『北ウイング』をセルフカバーしたことが話題になり、ナマ出演を望むファンの声は大きくなるばかりです」(前同)