■管理栄養士が教える有効な摂取量

 まずは、1日の摂取量から。健康検定協会理事長で管理栄養士の望月理恵子氏によれば、

「体重1キログラム当たり、タンパク質1グラムが摂取目安量です。例えば、60キロの人なら、1日の目標摂取量は60グラムです。鶏の胸肉1枚のタンパク質含有量は約20グラムなので、3枚分になります」

 1日3枚の鶏肉はきつい……。そう思った人は、冒頭のプロテインを活用してもらいたい。管理栄養士の浅野まみこ氏は言う。

「プロテインはタンパク質が凝縮されていて、食事量を増やす必要がないので、中高年世代の強い味方なんです」

■おすすめプロテイン

 中でもオススメは、明治がプロテイン国内売上1位『ザバス』ブランドで販売する、『ザバスホエイプロテイン』。水や牛乳に溶いて飲む粉末状で、お手軽だ。

「ザバスは、メジャーのシカゴ・カブス所属の鈴木誠也選手などのサポートもしている大手メーカーで、商品の信頼度はピカイチ。また、定番のバナナ風味の他、グレープフルーツ風味など、多種多様な味つけがあるのが魅力」(前同)

 また、最近はプロテインを配合した健康飲料、菓子などもあるので、それらを活用するという手も。

「飲料はココア、お菓子は高カカオチョコレートを含んだ商品がオススメです。ココアとカカオは、抗酸化作用があるポリフェノールが豊富で、細胞の老化を防ぎ、体を若々しく保つ働きがあります。一石二鳥の効果で、生涯現役に役立ちます」(前出の望月氏)

■国産サプリメントブランドDNS

 一方で、これからマッチョを目指す本格派の人には、錠剤やカプセルになった、サプリメントを薦めたい。

「タンパク質と同時に、筋肉を合成する必須アミノ酸“BCAA”も摂取できる商品なら、筋トレの効果がより高まります。国産サプリメントブランド『DNS』が販売する、『BCAA グレープフルーツ風味』などが、人気の商品です」(スポーツトレーナー)

 これらの商品を押さえておけば、間違いなし!

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