■「台湾有事」待ったなし!日米連携なら中国海軍は手も足も出ない!?

「1月末、中国が台湾周辺の四方に、中国海軍のフリゲート艦4隻を常時展開させていることが分かりました」(全国紙国際部記者)

 その中には沖縄県・与那国島周辺、尖閣諸島北西も含まれており、尖閣周辺は三方が中国軍艦に囲まれている状態。

「台湾有事は尖閣有事と、警戒感が高まっています」(前同)

 いざ、中国が台湾への武力侵攻を決断したら、どうなるのか。

「有事となれば、中国海軍と米太平洋艦隊が激突。太平洋艦隊の主力は横須賀を母港とする第7艦隊で、日米連携での作戦が求められるはずです」(同)

 日米vs中国海軍、その結末はいかに!? 軍事フォトジャーナリストの菊池雅之氏が考察する。

「第二次世界大戦で日本海軍が頑張れたのは、軍艦の隻数が多かったため。そう考えると、中国は空母3隻。アメリカは隻数ではるかに上回り、長射程のミサイル、航空機の数と、どれをとっても中国を圧倒している。その点では中国はかなり分の悪い戦いを強いられるでしょう」

 ただ中国も、隻数ではアメリカに次いで多く、まったく歯が立たないわけではないという。

「ロシアとウクライナのように戦いは長期化し、台湾が中国に占領される事態も想定せねばなりません。その意味では、日本の海上自衛隊の役割が重要になってきます。というのも空母は、けっして自艦を守る能力が高くなく、その周りに敵のミサイルを無力化するイージス艦や敵の潜水艦をやっつける駆逐艦を配する必要があるんです」(前同)

 日本の役割はというと、

「日米安保条約のもとに、アメリカは海上自衛隊の護衛艦群(8隻編成で4グループある)を、それぞれ、そのバトルグループの一員に加えることを要請するはずです」(同)

 有事の際には、海自の力が勝敗のカギを握るとも言えるのだ。

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