ライト路線もガッツリ系も充実豪華絢爛男の「カップ麺うんちく講座」

コンビニに行くたびに本誌記者が興奮してしまうのが、カップ麺のコーナー。

「各社、常に刷新を図っている。人気店による高級志向のプロデュース商品、女性向けのヘルシー路線、『スーパーカップ』などのガッツリ系も、シーズンごとに新しい味を発表。進化を続けてます」(食品メーカー幹部)

試しに、新商品『カップヌードルライトそうめん』を購入。
たかがそうめんと侮っていたが、コレが実に深い味。
麺もモチモチ!

「1971年、日清食品の創業者・安藤百福が発明した『カップヌードル』が始まりです。彼は『チキンラーメン』の開発者でもあり、同商品を広めるべく海外へ視察に行った折、ラーメンを紙コップに入れて食べる現地バイヤーの姿を見て、カップ麺を思いついたそうです」(ベテラン記者)

その後、日本全国へ広まったのは、
「72年のあさま山荘事件で、機動隊員たちがカップ麺をズルズル食べる姿がテレビで流されたから」(前同)というのが通説。

「73年にエースコック、74年に明星食品、75年にサンヨー食品と、他社も次々と参入。75年には生産量が10億食を超え、日本はカップ麺大国に。80年代には商品開発が進み、88年、『スーパーカップ』シリーズが登場してビッグサイズブームを巻き起こしました」(同)

92年には、生タイプ麺の『日清ラ王』、翌93年に『一平ちゃん』が発売と、"カップ麺黄金時代"を経て、現在に至る。

この日本発の食文化は世界中で愛され、韓国やベトナムでは、"朝食にカップ麺"という習慣が根づいている。

むろん国内でも同様。
女性芸能人にもファンが多く、
「女優の麻木久仁子、日本テレビの葉山エレーヌアナも大好物です。特に、葉山アナは、食べ終わったあとにライスをスープにブチ込んだ"雑炊"には目がない」(芸能記者)

さらには、NHK朝ドラ『花子とアン』でおなじみの吉高由里子も。
「彼女は"カップラーメン茶碗蒸し"が好き。残った汁を別容器に移し替え、かき混ぜた生卵と一緒に、ラップしてレンジで3分、チンすれば完成」(前同)

醤油味にはかつお節、カレー味にはチーズなど"ちょい足し"も楽しいカップ麺。
これからも、お世話になります!

本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4