4年に一度のアジア最大のスポーツの祭典「第17回アジア競技大会2014」が、9月19日から10月4日までお隣の韓国・仁川(インチョン)で開催される。アジア大会での活躍が期待される日本代表の美女アスリートを、競技ごとにチェックしてみよう!

◎競泳・陸上競技・体操部門
若い力の台頭が目立つ水陸!体操界には第二の田中理恵が


まずは競泳・陸上・体操部門。近年、世界と互角に戦える選手が続出している

ニッポン競泳陣にあって、女子のエースに急成長したのが渡部香生子(わたなべかなこ)(17)だ。

アジア大会では女子100メートル、200メートルの平泳ぎ、200メートル個人メドレー、400メートルメドレーリレーの4種目に出場するが、「今年の渡部は4月の日本選手権で、100メートル、200メートルの平泳ぎ、200メートル個人メドレーの3種目で優勝。6月のジャパン・オープンでは、100メートル平泳ぎで1分5秒88の日本新記録を出して優勝と、乗りに乗っています」(スポーツ紙競泳担当記者)

8月にオーストラリアで行われたパンパシフィック選手権では、1日5レースという過酷な条件の中、200メートル平泳ぎで金メダル。

すっかり自信をつけた渡部は「アジア大会ではタイムもですが、金メダルを目指したい」と、キッパリ優勝宣言。

あの北島康介が「世界一きれいな泳ぎをしている」と絶賛する平泳ぎはもちろん、中1まで個人メドレーの選手だった彼女は、実はバタフライ、背泳ぎ、自由形も得意なのだ。

「本人も、最も自信があるのは200メートル平泳ぎ、次が200メートル個人メドレーと公言しています。個人メドレーでのメダルも十分、可能性がありますよ」(前同)

15歳で出場したロンドン五輪は、200メートル平泳ぎの準決勝で敗退。大舞台に圧倒され、どこか自信なさげだった彼女の面影は、もうどこにもない。

女性アスリートにもくわしい芸能ジャーナリストの平林雄一氏も、「笑顔がキュートな女の子ですが、さすがはスイマー、上半身は見事のひと言。肩幅のある典型的な水泳選手体型をしています。競泳選手はスッピン勝負ですが、彼女はルックスもいい。女性としての魅力も、メダリスト級と言えますね」と渡部を絶賛する。

また、競泳界の美女といえば、彼女の存在を忘れてはならない。

ロンドン五輪で女子200メートル平泳ぎで銀メダル、100メートル平泳ぎで銅メダル。400メートルメドレーリレーでも銅メダルを獲得して一躍、競泳界のシンデレラガールに躍り出たのが鈴木聡美(23)だ。

だが、その後の彼女はやや精彩を欠き、保持していた100メートル平泳ぎの日本記録も今年、渡部香生子に更新されてしまった。

アジア大会では100メートル平泳ぎに出場し、捲土重来を期す鈴木だが、「クリッとした目と健康的に日焼けした肌、明るい笑顔が故・夏目雅子に似ていると評判になりました。タレント顔負けの美貌ですから、芸能プロが獲得に乗り出した、なんて話もあります」(前同)

400メートル個人メドレーに出場する清水咲子(22)は、4月の日本選手権の同種目で初優勝した成長株。その茶髪&ギャル系メイクもあって、注目を集めている。

今や世界のトップスイマーになった萩野公介は、宇都宮のスイミングスクールと作新学院高での彼女の後輩に当たる。

「158メートルと身長はそれほど大きくありませんが、ウエイトトレーニングで鍛えたパワフルな泳ぎが身上です」(スポーツ紙記者)

一方、"平安美人顔"が癒されると評判の五十嵐千尋(19)は、女子自由形中距離のホープ。アジア大会では800メートルリレーに出場予定だ。

昨年の日本選手権で200メートルと400メートルの自由形で優勝。今春、日体大に入学し、さらなる飛躍を遂げつつある。

「おっとりした性格の五十嵐はスケールの大きな泳ぎをする選手。将来、大化けするかも」(前同)

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