◎重量挙げ・柔道・レスリング部門
中国でも大人気の女子大生!"最強に可憐"と評判なのは?


最後は強い女性が活躍する重量挙げ・柔道・レスリング部門。

53キロ級重量挙げには、ロンドン五輪48キロ級銀メダリストで、アジア大会の日本選手団主将を務める三宅宏実(28)が階級を上げて出場。

金沢学院大学の八木かなえ(22)と激突する。バーベルを差し上げ、ニッコリ微笑むのが八木の競技スタイルだが、

「彼女は体操選手だっただけに、演技を笑顔で終えるのが当然なんでしょう。5歳で始めた体操は中学時代に全日本ジュニア選手権(2部)で、個人総合7位に入賞したほど。ところが高校に入り、興味半分で重量挙げに挑戦したところ、バーベルがすんなり挙がった。それでハマってしまったとか」(民放スポーツ局ディレクター)

天賦の才があったのか。競技歴わずか8か月でアジアユースの48キロ級で優勝した彼女は、翌09年には全国高校女子選手権53キロ級で優勝。

日本代表として出場した同年の世界選手権では、日本の高校新記録を更新したというから凄まじい。しかも、なぜか彼女、中国でも人気なのだとか。

「重量挙げは中国のお家芸ですが、正直、八木ほどキュートな中国人の選手はいない。中国で知らない人はいないと言われるAV女優の蒼井そらと似ている、似ていないとネット上で論争になったこともあります」(中国ニュースサイト記者)

一方、日本の"お家芸"柔道の48キロ級で出場するのが山岸絵美(28)だ。

08年4月に行われた全日本選抜体重別選手権の女子48キロ級で、彼女はあの谷亮子を破って初優勝。にもかかわらず同年の北京五輪代表に選ばれず、悔し涙を流したが、実力は折り紙付き。

「国際大会で7つの金メダルを奪取した山岸ですが、同じクラスに福見友子、浅見八瑠奈といった強豪がひしめいていたため、北京に続いてロンドン五輪の代表切符も逃しています。2年後のリオ五輪に出場するためにも、アジア大会では、ぜひとも金メダルが欲しいところです」(スポーツ紙柔道担当記者)

柔道の猛者に見えない儚(はかな)げな美貌にファンも多い、山岸の健闘を祈りたい。

16年のブラジル・リオデジャネイロ五輪ではレスリングの階級が変更になり、女子の55キロ級は消滅することが決まっている。

そのため"霊長類最強"の吉田沙保里(31)は53キロ級での出場が有力視される。

「3月に急逝した父親の栄勝さんのためにも、吉田としてはアジア大会で4連覇を果たし、リオでの五輪4連覇につなげたいところです」(スポーツ紙デスク)

そんな彼女の"霊長類最強"に対し、"最強に可憐"と評判なのが、レスリング48キロ級に出場する登坂(とうさか)絵莉(21)。至学館大3年生で、吉田の後輩にあたる。

国体でグレコローマンレスリング優勝の経験を持つ父の影響で、9歳でレスリングを始めた彼女は、12年から全日本選抜選手権3連覇中。

12年の世界選手権は銀に終わったが、翌13年には金メダルを獲得した。

「選手としても伸び盛りの登坂ですが、小動物系の愛らしい顔立ちと、試合で不利になると、泣きそうな表情になるのがたまらない、と男性ファンが急増しているとか」(前出・デスク)

大和撫子のアジア大会での活躍に期待しよう!

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