鍋奉行たるもの必殺の切り札を持て!

ある程度時間が経つと、集まった人の気持ちも鍋も煮詰まってくる。そんなときに、場の空気をリフレッシュできるものを一つ用意しておくといいだろう。

それは例えば高めの肉や刺身でもいいし、ちょっとつまめる口直しの食材でもいいだろう。とにかく高価だとか珍しいとか、特徴があるものがいい。
場が緊張感を失ったときに目新しいものが出てくると、人はそれに飛びついてしまう。一気に場の空気を変えることができれば、あなたの評価はうなぎ登りだ。

ただ、ここで注意したいのは、それはあくまでも気分がダレたときのサプライズだということ。こういうものは出すタイミングを間違えると、ただ空気を読めない人になってしまうだろう。それを避けるには、場合によっては出さないという選択肢も忘れてはならない。
これをもったいないと思うようでは、真の鍋奉行への道は遠いと言わざるをえない。

鍋も終盤。締めの食材を選んだり、入れるタイミングは、あまり食べていなかった女の子にでも選んでもらおう。
鍋奉行を目指すあなたなら、それぞれ、どのくらい食べたかは把握しているはず。そんなときに小腹が空いているであろう女の子をフォローしておくと、女性陣の好感度アップは間違いないはず。

そして締めを美味しく食べたあとは、片付けへと、よどみなく行動したい。
心理学にはピーク・エンドの法則というものがあり、人間は体験の途中の経験よりも最後(エンド)の印象のほうが強く記憶に残るとされている。これは最後の印象さえ良ければ、全体的にも良い評価を下してしまうというものだ。
「終わりよければ、すべてよし」という言葉があるように、最後だからこそ、鍋奉行としての頑張りどころと肝に銘じるべし。

鍋とは、みんなで食べるからこそ美味しいもの。あなたも今回の記事を参考にして、愛される鍋奉行を目指してほしい!

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