発泡酒の糖質オフは"罠"だ!

確かに、これは発泡酒の十八番と言える売り文句だ。
「ビールに含まれる糖質は100ミリリットルで3グラム。ロング缶1本で15グラムです。対する糖質70%カットの発泡酒は糖質4.5グラム。その差は約10グラムですよね。白米でいえば、糖質70%カットの発泡酒を飲んでも、お寿司一貫分の量しか糖質をカットできないんです」(ベテラン栄養士)

糖質オフだからといって、"いくら飲んでも、健康に悪くない!"ということではなさそうだ。
値段は高いが「体に良い」ビール。値段は安く、味も悪くない発泡酒。最終決戦は、「ウマい飲み方」に持ち越された。ビールメーカーの社員が言う。
「どちらもグラスに入れて飲むほうがウマい。また、あえて泡を立てて注いだあと、泡が引くのを少し待ってからまた注いだほうが、泡はまろやかになります。ちなみにビール(発泡酒)と泡の比率は7対3がベストといわれています」

オイオイ、ウマい飲み方はどっちも同じじゃないか。
まだまだ暑い夏。キンキンに冷えたビールや発泡酒でプハーッとやりたい、この季節。ビール党も発泡酒党も、楽しい夏を過ごせばいいのだ!

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