7月には、そんな舛添氏に代わり、小池百合子新都知事が誕生。築地市場の豊洲移転問題や、東京五輪開催費用の削減を威勢よくブチ上げ、都議会との対決姿勢や改革知事としての存在感をアピールしようとしたが、東京五輪の開催案は結局、当初案の通りに決着。

 豊洲移転問題も、現時点では、都民が納得する着地点は見いだせていないことに、たけしも黙ってはいられなかった。先日、ついに小池都政をこう、ぶった斬っている。「“1つでも(問題が)解決したら大したもんだよ”って言った通り、ただ(解決が)延びただけで、じゃんじゃん元に戻って前の通りじゃねぇか!」

 8月に女優・高畑淳子の息子で俳優の高畑裕太(23)の報道が飛び出すと、たけしは、「オイラの倅だったら、半殺しにしてるね」と、同情論も多く見られた母・淳子の親バカぶりを真っ向批判した。たけしにとって、相手の同意を得ずに行為に及ぶなど考えられないのだ。さらに、たけし流の行きずりの恋の顛末も披露している。

 SMAPの解散が正式発表されたのも8月だった。中居正広と個人的に仲のいい松本はこれを受けて、ヒット曲『世界に一つだけの花』になぞらえ、「押し花になったり、ドライフラワーになったりするような残り方をするぐらいなら、キレイに散ってしまったほうがいいという考え方は、僕は正直、個人的には分かる」とメンバーの決断に理解を示しつつ、「一枚一枚の花びらになって、どれだけ輝けるのか、そっちのほうが魅力がある」と総括。メンバーやファンの心情に配慮した、“神コメント”と絶賛された。

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