ビートたけし、タモリ、明石家さんま、お笑いビッグ3「驚愕の都市伝説」を追う!の画像
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 真実に限りなく近いとされるが、確証はない逸話――これを人は「都市伝説」と呼ぶ。今回、本誌取材班は“爆笑の巨匠”3人の身辺を徹底調査。すると、予想だにせぬ「ブッタマゲ都市伝説」が大豊作ッ!。

 まずは同じ番組の司会を長く務め、一時は「サラリーマン」とも揶揄された、あの御仁。意外や規格外のスケールだった!

 32年間続いた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了し、3年が経過。だが、テレビ界でタモリの存在感は日々、増すばかり。「特に『ブラタモリ』(NHK)の人気は高く、タモリの行く街、行く街に観光客が殺到。全国の地方自治体から、“ぜひ、うちに!”とラブコールが押し寄せています」(制作会社スタッフ)

 番組の見どころの一つは、タモリの博識ぶり。鉄道、地学、音楽など多方面に“記憶力”を発揮しているが、そこへ都市伝説が緊急浮上。「タモリさんは、見たものを瞬時に記憶する“サヴァン症候群”。『いいとも!』観覧のお客さんの顔もすべて記憶しているため、2度目の観覧となると、CM中に“髪切った?”などと聞かれるお客さんがよくいたとか」(フジテレビ関係者)

 年間260回放送として、32年間で8320回。毎回、スタジオに入る観覧客を100人とすると、実に83万人以上の顔を把握していることになるが、さすがに、それは無理だろう。「タモリは、恩人・赤塚不二夫の葬儀で、白紙の紙を手に、8分もの弔辞を読みあげる“芸”を見せています。すさまじい記憶力を持っているのは事実」(前同)

 記憶力のすごさは「○」! そこから尾ひれがついた話か。他方、『タモリ式入浴法』という、すごい健康法があるとの話も。「スベスベの肌を女性ゲストに指摘され、タモリが明かした入浴法です。風呂には入るものの、湯船に浸かるだけ。石鹸やシャンプーを一切使わず、結果、髪の毛はフサフサ、体は元気に、ということです」(テレビ誌記者)

 これは自身が語っていたので「◎」。ただ、これを実践するには理由がある。なんと“不老不死”を目指しているというのだ。「独特の入浴法、規則正しい生活で健康を守り、ストレスを溜めないのがタモリ流。体内年齢は50歳ほどで、この調子でいけば、150歳まで生きえるといいます」(前同)

 若々しく見えるが確証はなく、これは「△」。かように健康を守るのに、ストレスを減らす“遊び心”が一役買っているようで、「小気味よく振られる女性のヒップでおなじみの『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)のオープニングですが、あの中に、タモリのが混ざっていたというんです。いたずら心で紛れ込ませた可能性は否定できません」(テレ朝関係者) これも「△」か。

 天才・たけしにまつわる都市伝説として、芸能界に伝わるのは、まずコレ。元WBA世界ライトフライ級王者・渡嘉敷勝男の、こんな話。『風雲!たけし城』(TBS系)、『たけし・逸見の平成教育委員会』(フジテレビ系)などで、たけしと共演した“トカちゃん”に絡んだ「都市伝説」だ。

 渡嘉敷が、「おい、ニイちゃん! 肩、ぶつかったやんけ!」と、夜の街で反社会的組織の人物に言いがかりをつけられた。元世界王者という立場もあり、手を出せぬまま、彼らの事務所に監禁されてしまったとき、「殿(たけし)に助けを求める電話をすると、“ちょっと待っとけ!”と、即座に渡嘉敷のもとに駆けつけたという話です」(たけし軍団関係者)

 事務所に突撃する際、たけしは自分の運転手に、「15分たって出てこなければ、警察に電話しろ」と言い残していったというが、「15分たっても、殿が出てこない。運転手は、恐る恐る事務所のドアに耳をつけて中の様子をうかがうと、組長らしき男が大爆笑する声が聞こえた。なんと、殿は漫談で、組長以下の全構成員を笑わせて場を収めた。“タケちゃんの漫談を生で見られるとは思わなかった”と逆に大喜びさせて、渡嘉敷を救ったというんです」(前同)

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