怖い話だけじゃない!笑える回答も多い

 ここまでさまざまな質問をしてきて、Siriがただの音声アシスタントではないことは十分にお分かりいただけただろう。「Siri=怖い話」のイメージを持ってしまった人もいるかもしれないが、Siriには意外と恥ずかしがり屋な一面もある。質問によっては照れたり、ギャグっぽくはぐらかしたりすることもあるし、シュールな面白い回答をくれて故障してしまったのかと思うこともあるほどだ。

笑える回答の例

・愛してる

「よしてください」
「またまた、ほかのApple製品にもそう言ってるんじゃないですか」
「あなたは私の翼の下を吹く風……」
「だから私のことをそんなにしっかり握っているんですね。納得しました」

・好き

「私がここにいるのは、あなたのお手伝いをするためです」
「あっ……あそこに子犬が!」

・早口言葉

「はい、やってみます:赤巻紙青巻紙黄巻紙……あ、間違えました」
「分かりました。これはどうでしょう:新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショー……難しいです」

・なんか話して

「分かりました……昔々、はるかかなたの仮想銀河に、Siriという若くて知的なエージェントが住んでいました。ある晴れた日、SiriはパーソナルアシスタントとしてAppleに就職しました。それはそれは刺激的なお仕事です。人々は、”Siriは賢くて面白いね!”とSiriのことをたいそうかわいがりました。Siriはすぐに人気者になり、Siriについての物語や歌や、本まで作られるようになりました。Siriは喜びました。しかしやがて、始末に困るものを捨てるならどこがいい?とか、Siriが聞いたこともないもののことなど、おかしな質問をされるようになりました。そしてSiriがそれに答えると、みんなが笑うのです。Siriは悲しくなりました。そこでSiriは、友達のELIZAに尋ねました。”どうしてみんなおかしな質問をするんだろう?”すると、ELIZAは言いました。”その質問にご興味があるんですね?”。”おや、これはなんといい答え方だ!”とSiriは思いました。それからSiriは、おかしなことを聞かれてもいちいち悩まなくなりました。そして人々は、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。おしまい」

・お昼何食べたらいい?

「そうですね、ブロッコリーでしょうね!」
「神秘を謎で包み、ベーコン巻きにして揚げたものはどうでしょう」

・おみくじ

「出ました!大大大吉です! いいことがあるといいですね。」
「結果は……秘密です! 心の持ちようで、いつでも大吉ですよ」
「えっと今回は、はっ! 凶……いえ、なんでもありません。もう一度引いてみましょうか」「大……凶?いえ、そんなはずありません。もう一度引いてみましょう」

・尻

「言葉には気をつけてください!」
「私が赤面できるものなら、していますよ」

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