<なめられるわけにはいかないと考えている人は、他人をなめている人>
そこで偉そうにしても、特別なお客さんになるわけではありません。せいぜいお店で「やっかいな人」と避けられたり、あだ名をつけられたりもするかもしれません。
誰かを見下しても、自分の立場はあがらないのです。
人からなめられるわけにはいかない、と考えている人はたいてい自分自身が「人をなめて見ている」のではないかなと思います。
だって、普段生活をしていて「なめられるわけにはいかない!」なんて発想が出てきますか? わたしは思いません。なめられるって誰に? なぜ?
どうしても良いサービスを受けたいのならば、横暴に偉そうにすることよりも、「ありがとう」を伝えることのほうが有効ではないだろうか、なぜならわたしが店員さんだったらそうするからです。
これって、どの場面でもそうではないでしょうか。アイドル現場だってそうです。
誰もがひとりひとり対等。
呼び捨てで説教をしたとしても、特別にはなれない。学校や会社でも、失敗を注意したりその後を一緒に直していくのは、上司や先生の役目、友だちやまわりにいる人は……
と書きましたが、好きなアイドルの運営さんたちは、SNS上ではメンバーを呼び捨てにせず、「さん付け」で呼んでいる方が多くて、好感度爆上がりです(運営さんも推せる…)。
ファンから見える場所ではメンバー自身にも敬意を持っていてほしい。
これは仕事でもそうですが、尊敬できたりついていきたいと思う上司は、人前ではなくて1対1になってから叱ったり注意を教えてくれる。現場は違えど、人間同士です。