真野恵里菜は、ガッタスがスフィアリーグを離れ、独自リーグを立ち上げてからチームに加入。アラ(ミッドフィルダー)としてプレーしていた。
ガッタスのメンバーは、里田まい、石川梨華、柴田あゆみ、紺野あさ美らが何故かプロ野球選手と結婚しているなか、真野は今のところただ一人のサッカー選手をパートナーに選んだ人物である。
AKB48グループ出身者と結婚したサッカー選手もいる。ベルギーのシント=トロイデンの関根貴大は、浦和レッズに所属していた17年に、元SKE48の金子栞と2年間の交際を経て入籍した。
最近では、19年2月に、高橋祐治(サガン鳥栖)と、元AKB48、元JKT48の高城亜樹が結婚発表している。
■実績がなくともJ3のチームならチャンスあり?
さて、では“アイドルと結婚”を目指す人がサッカー選手になるには、どうすればいいだろうか?
現在、高校や大学の強豪校のサッカー部員という訳でもなく、ジュニア、ジュニアユース、ユースとクラブの下部組織に属しているという訳でもない人にとって、国内で残された手段は事実上、ひとつしかない。ズバリ、各クラブの入団テスト、つまり「セレクション」を受けることである。
ただし、J1、J2のトップチームの場合は、一般公募があり、応募者は履歴書を提出して……といったものではない。関係者の紹介やスカウトが前提で、その網に引っかかった人材をテストするというもののようだ。