■若い頃は酒とタバコで不摂生を極めていたが

 さて、最後にもう一人、紹介しておきたいレジェンドがいる。この9月で70代の大台に突入する、我らが“永ちゃん”矢沢永吉(69)、その人である。「9月4日に7年ぶりのニューアルバム『いつか、その日が来るまで…』が発売され、10月12日には日比谷野外音楽堂でスペシャルライブがあり、11〜12月には全国ツアーが控えていて、ますます元気バリバリ。“歳をとるってのは細胞が老けることであって、魂が老けることじゃない”という名言を自ら体現し続けています」(音楽ライター)

 実際、その引き締まったボディとパフォーマンスは、昔と何も変わっていないどころか、パワーアップしているようにも見える。その秘密は何なのか。『1億2000万人の矢沢永吉論』の著者・浅野暁氏によれば、「唯一、とにかく走るという噂は聞いたことがあります。実際、昔の記録映画の中に、滞在中の米国で、朝起きてランニングに出掛けるシーンがありました」

 若い頃は、酒とタバコで不摂生を極めていたというが、タバコはもう20年以上前にやめているという。「今も酒は飲みますが、ツアーが決まると、その日から酒を控えて体を鍛えぬくそうです。本人は、“肉体が記憶しているのか、自然とシンガーの体になっていく”と話していますね」(前同)

 芸能レポーターの城下尊之氏は、こんな秘話を。「矢沢さんは、いくらでも高くておいしいものが食べられるのに、高級中華料理店でビールと餃子だけを注文して、“あぁ、うめぇなぁ〜”という感覚を忘れていないそうですからね。要は、何があってもブレない自分がある。その自分のままに生きているから、余計なストレスに悩まされることがない。それが若さの秘密かもしれませんね」

 山下氏も、「ストレスが多すぎる日々は老化を早めます。ストレスフリーで自己肯定的な生活を過ごすことが、一番のアンチエイジングですからね」という。

 以上、五者五様の健康法だが、共通するのはストレスをためすぎないこと。我々が見習うべき“生涯現役”の秘密は、ここにありそうだ。

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