■窓は開けず、相手をしないのが一番

 また、実際に被害に遭ったからこそできる、こんなアドバイスも。「私の場合、相手が車窓を叩いてきた際、“話すことは何もありません”とドア越しに答えました。窓は開けず、相手をしないのが一番です」(同)

 工藤氏のケースではビデオ撮影が決め手になった。ともかく、あおり運転には証拠を残すことが重要だ。「まだ8台に1台ほどの設置率ですが、あおり運転に遭った際のことを思えば、後ろも撮影できるドライブレコーダーの設置がお勧めです。設置していることを示すシールを貼るなど、設置が分かれば、それだけで抑止効果にもなります」(前出の北島氏)

 全方位撮影(幅寄せ被害の場合の車の左右も撮れる)のドライブレコーダーは5~6万円するそうだが、万一のことを思えば決して高くはないだろう。

■あおり運転防止5か条

 最後に、今回登場してもらった3人の専門家も作成に関わったという、「あおり運転防止5か条」を紹介しよう。

(1)わざわざ、あおられる理由を与えないこと(前述の低速走行など)。(2)あおられてしまったら相手をせず逃げる。(3)悪質なあおりを受けたら、その場で立ち向かわず、後で法的に訴える。(4)ドライブレコーダーを活用し、無理ならスマホのカメラなどで対応を。(5)あおり運転は悪質犯罪で、あらゆる法令を駆使して取り締まる。

 あおり運転は絶対に許されない危険行為だ。正しい対処法を知って、根絶しよう!

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