にんにくの食べ方は?「これが効く」「これで死ぬ」食べ物リストの画像
写真はイメージです

 日本人男性の平均寿命は約81歳――。一方、健康寿命は約72歳。食事に注意して生涯現役生活を送りましょう!

 健康を維持するために必要不可欠なものが食事。だが、食べ物の中には身体に良いものと、良くないものがあるのも事実。また、人によって気になっている身体の部位も、それぞれ違うものだ。

 そこで今回、本誌は部位別に「これが効く!」、逆に「これで死ぬ!」と言われる食べ物を徹底取材した。

 まずは「脳」だ。脳梗塞や認知症などの病気は、シニア世代にとっては他人事ではないはずだ。 言うまでもないが、脳梗塞は脳に血栓ができることで起こる症状。つまり血栓を作らないことが肝心だ。「血栓を作るのが悪玉コレステロールです。これを除去してくれる最強の食べ物が、ゆでインゲン豆。植物繊維が極めて豊富なんです」(医療ジャーナリスト)

 インゲン豆は夏が旬。ぜひとも食卓に並べてほしい。

 一方、脳梗塞を引き起こし、まさに“死を招く食べ物”の代表格が、マーガリンだ。「マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やし、血管疾患のリスクを高めます」(前同)

 パンにつけることはもちろん、ドーナツやケーキなどにもトランス脂肪酸は多く含まれていることが多いので、要注意だ。

 認知症予防に効果的なのがクルミだ。『和光治療院・漢方薬局』代表で薬剤師の平地治美氏が、こう語る。「漢方では、クルミの良質な油が脳の働きを良くするとされています。アルツハイマー病には、その油がいいという論文もあります」

 それ以外にも脳の病気に効くとされる食べ物は、青魚やバナナ、カレーなど。

  1. 1
  2. 2
  3. 3