■居酒屋でもお得に飲める
読者も頻繁に利用する居酒屋。ここでも安く、お得に飲める日がある。居酒屋チェーンの『NIJYU-MARU』は毎月20日を“◎の日”として最初の1杯が20円(税抜)で飲める。
福岡市に4店舗ある『博多もつ鍋二十四』は、毎月日のサービスデーに240円もつ鍋を提供していた。「現在は打ち切ったんですが、代わりに2400円で、もつ鍋食べ放題、飲み放題のサービスを行っています」(同社の広報担当)
本場・大阪の串かつが手軽に食べられる『串カツ田中』は、12月7日の1週間前後を創業祭として、串カツ全品100円のキャンペーンを行っている。対象は200円以下の串だけだが、これも要チェックだろう。
変わったサービスデーは東京などを中心に51店舗を展開する『やきとりセンター』だ。毎月4日~9日の“串の日”は、注文した串に3本の黒い線が入っていたら当たり。好きな焼き鳥を1本無料でもらえる。「昔あったアイスの当たりバーみたいでね。妙に楽しいんですよ」(常連客)
肉好きの人にぜひ覚えておいてほしいのが、29日の“肉の日”だ。この日をサービスデーとしている肉料理店はかなり多い。『伝説のすた丼屋』は肉1.5倍増量、『焼肉トラジ』は黒毛和牛焼肉御膳が1500円になる。この他にも『焼肉でん』『濱かつ』『デンバープレミアム』や『モンスターグリル』など、肉の日にサービスデーを設定している店は数多く、商店街の食肉店も、この日は店先で売るコロッケやトンカツが安くなる店がある。
安く食べる裏技はサービスデーの利用だけではない。「外食店はスマホなどで会員登録した客に、さまざまな割引特典を与えるサービスをしています。最初の登録は少々面倒ですが、一度登録すれば、サービスデーの告知やサービス特典を配信してくれます。これも安く利用するコツだと思います」(前出の平野氏)
実際、〈ラインの友達追加で10%オフ〉といった外食チェーン店はかなりある。
消費税が懐にこたえるとお嘆きのご同輩は、ぜひサービスデーと“いつものお店”の会員で、お得にいきましょう!