NHK大河ドラマ主演俳優と対等に渡り合う

 一連の場面は「せいやさん、目つきすごかったですよ」、「いつもと顔つき違うし演技上手すぎ」、「テセウスを見てからせいやが怖い」という声がSNS上でも相次いだ。

「自供後に正志は文吾に襲い掛かりもみ合いになるのですが、完全にタガの外れた正志は文吾の“家族を守る”発言に対して”もう遅いよぉ!”と挑発したり、それに激昂した文吾に髪をつかまれ、逆にナイフを奪われ刺されそうになった窮地で“仇討ちか、早く殺せ! ほらどうしたァ!?”とまくし立てる場面では、NHK大河ドラマ主演俳優の鈴木亮平と対等に渡り合っていました。

 復讐鬼として強烈なインパクトを与えたせいやにSNSでは“テセウスのせいでせいやが嫌いになりそう”、“いつものせいやくんじゃない”という声もありました。悪役俳優としては最高の誉め言葉ではないでしょうか」(前出のテレビ誌記者)

 事件の黒幕を熱演したことで大きな注目を浴びたせいや。しかし、せいや以上に最終回でインパクトを与えたのが、最終回に初めて登場した心の兄、田村慎吾を演じたハライチ澤部佑(33)だ。

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