14歳で劇場版ヒロインを飾った広瀬

 広瀬すず(21)の姉、広瀬アリス(25)は当時14歳で『Seventeen』(集英社)で2009年の“ミスセブンティーン”を受賞したが、同年に、“劇場版仮面ライダーのゲストヒロイン”として出演していた。同じくゲスト出演の吉川晃司(54)とは違い、予告やCMではほとんど顔が映らない。現在の広瀬を考えると、信じられない扱いだ。

「2009年に公開された3部構成の映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』に、広瀬は『ディケイド編』のゲストヒロイン“電波人間タックル・岬ユリコ”を演じました。1975年放送の『仮面ライダーストロンガー』(TBS系)に登場した同名キャラがモチーフで、太ももや顔の半分が露出しているデザインです。

 あどけなさが残る必殺技のシャウトや、コスプレっぽい衣装がかわいいですが、生身でアクションをする場面が多いため、彼女の意外なキレも見られます。

 14歳当時の広瀬に合わせた“明るいぶりっこ気味の女の子”ですが、実は重要な秘密があり、最期には主人公の士(井上正大)に感謝の念を伝えながら消えてしまいます。初見ではイロモノっぽいデザインに見えるかもしれませんが、10代モデル時代のフレッシュさはファンなら一見の価値ありですよ!」(前出の特撮ライター)

  1. 1
  2. 2
  3. 3