巨人・坂本勇人、西武・山川穂高…2020年プロ野球「ホームラン王」は誰だ!?の画像
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 延期されたペナント開幕。“お預け”を食らう格好となったスラッガーたちは、準備万端だった!!

 本来なら3月20日に開幕していたはずのプロ野球ペナント。「各球団オーナーは、無観客試合はやらないことで一致しており、CSや交流戦の中止もできるだけ避けたいようです」(同)

 昨季は各球団とも黒字決算となっているが、今季は予断を許さないだろう。「大幅に収益減となることは確実。特に、親会社の経営が思わしくないDeNAは、“身売り”の噂まで出始めています。感染予防に腸内環境の整備が効果的との報道もあって、乳製品がバカ売れしているため、“ヤクルトさんは本業で儲かっているから大丈夫でしょ”と皮肉を言うオーナーもいます」(同)

 プロ野球ファンは、さぞかしヤキモキしていることだろう。そこで今回は、コロナ禍をかっ飛ばしてくれという願かけではないが、今季のホームラン王候補の仕上がり具合をレポートしたい。

 まずはセ・リーグで連覇を狙う巨人から。昨季、チームで最多本塁打を記録したのは、キャプテンの坂本勇人(31)だった。「ペナント中に視察に訪れた小久保裕紀前日本代表監督が坂本に、“40本超えを狙え。おまえならできる”とハッパをかけていたんですが、坂本は“僕は中距離バッターですから”と、謙遜していました。見事、40本塁打を達成しましたが、彼の頭にあるのは、ホームランより、2000本安打の史上最年少記録ですよ」(巨人番記者)

 ただ、“遊び人”として有名な坂本には、こんな気の緩みも指摘されている。「2月のキャンプイン早々、二度もインフルエンザにかかってチームを離脱。かつて2月1日は“野球選手の元日”といわれましたが、そんな日に、ヘトヘトに遊び疲れて、体力が残っていなかったからインフルエンザになったんです。プロ失格ですよ」(巨人関係者)

 開幕が延びるほど調整の遅れは取り戻せるが、最年少記録の達成は遠のく。坂本は気が気ではないだろう。

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