■リアルな国外の現状を教えてくれる現役CA
現役CA(キャビンアテンダント)の人気YouTuber、Chiakiは、コロナウィルスに関する深刻な現状を、イギリス在住のリアルな視点で語り、話題となった。
「Chiakiは、普段はCAの知識を生かし、メイク技術や海外旅行の豆知識などを解説しているYouTuberです。海外諸国を移動する職業柄、危機意識も強い。2月14日の時点で『【コロナウィルスについて】海外を飛ぶ客室乗務員の不安を打ち明ける』という動画を、香港滞在時に発信していました。この時点ではそれなりに観光を楽しんでいたことを語っていましたが、その後もコロナウィルスの脅威は続き、ついに彼女の友人が死亡してしまった。
それを受けてChiakiは、3月29日に『友人が新型コロナウィルスに感染しました。知り合いがコロナウィルスで亡くなりました。【若い方々へ伝えたいこと】』という動画を投稿しました。海外サイト『Worldmetor』による“世界のコロナ感染者データ”の情報を引用しつつ、“イギリスは都市封鎖され、不要な外出で60ポンド(約8000円)の罰金を取られる”、“日本はまだ感染者が少ないように見えるが、現在1か月前のヨーロッパやアメリカもそれくらいだった”、“騒動初期はアメリカもヨーロッパも甘く見ていた”と、海外情勢の詳しいエピソードを解説。
さらに、日本の自粛要請について、“現状はまだ規制が弱いが、イギリスも最初はそうだった”、“守らないと、どんどんロックダウン期間は長くなるし、規制・罰も重くなる”と、イギリスの実体験に基づいたエピソードで注意喚起を促しています。
最後は、自宅待機の楽しみ方として、“オリンピックに備えて英語を覚える”、“YouTubeを見よう”とアイデアを提供したほか、“20秒かけて手洗いをすれば、かなりの菌は落ちる”という指摘を、実験結果の動画URL付で詳しく解説していました。非常に貴重な情報が聞けます」(前出のITメディアライター)
現在YouTubeは、コロナ対策で動画視聴時のデフォルト画質を落としている。使用量が抑えられて視聴しやすくなっている現在こそ、視聴者に声が届いてほしいーー。