■既婚者率が低いジャニーズだが、結婚相手がアイドルである率は極めて高い

 90年代以降のジャニーズ勢では、元SMAPの木村拓哉が、2000年に元おニャン子クラブで、ソロでも一時代を築いた工藤静香と結ばれたのが目立つ。ただし、当時28歳だった木村のケースは極めて異例といえた。

 というのも、ジャニーズ事務所の各グループの活動期間が長期化するようになったため、若くして結婚することが難しくなっていったのだ。一時は、“結婚できるのはグループ1名というルールがある”といった話が定説化するほどに、ジャニーズ勢の既婚者率は低い。結婚したとて晩婚だ。

 特筆すべきなのは、そうした状況にもかかわらず……その相手が女性アイドル、女優、タレント、モデルなどである率は極めて高いということだ。
 たとえば、TOKIOのリーダー・城島茂が19年、48歳になって結婚したのは24歳下のグラビアアイドル・菊池梨沙だ。

 V6は珍しく既婚率が高いグループで、そのおかげで前述の定説も崩れた訳だが、4打数4安打で相手は全員、元アイドルも含む女優である。07年に井ノ原快彦が瀬戸朝香と、16年に長野博が白石美帆と、17年に岡田准一が宮崎あおいと、18年に森田剛が宮沢りえ……といった具合だ。

 当初6人組だったKAT-TUNは、脱退メンバーの赤西仁が、12年に黒木メイサと結婚した例がある。

 嵐では、二宮和也が19年に結婚を発表した。現在は“一般女性”扱いのその相手は、フリーのアナウンサーとしてテレビに出ていた人物だ。

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