こうして並べてみると、男性アイドル、それもジャニーズ事務所所属者はもっとも高打率で“アイドルと結婚できる職業”だということが分かる。
歌番組が少ない時代になっても、結局、テレビドラマや映画、バラエティ番組での共演がきっかけで結婚に至っていることがほとんど。見方を変えれば、ジャニーズ事務所所属のトップアイドルともなれば、プライベートの行動に制限が生まれるのは当然であり、恋愛対象が業界内に絞られがちというのは必然的なことなのだろう。
■最後の成功したソロアイドル・松浦亜弥はデビュー当時から交際の橘慶太と
ダンスに特化したDA PUMPや、バラエティ番組から生まれた羞恥心、ライブをホームグラウンドにする超特急など、一定の成功例もゼロでもないが、90年代以降はやはり、ジャニーズ事務所以外で、ある程度メジャーな男性アイドルの数は70~80年代に比べると減っている。
そんななか、大物女性アイドルと結婚した非ジャニーズアイドルがいる。それは、最後のメジャー女性ソロアイドル・松浦亜弥と13年と婚姻関係を結んだw-inds.の橘慶太である。
この2人の結婚時には、交際歴が12年……つまりはデビュー当時からずっと付き合っていたという、ファンには複雑な事実が明らかになった。やはり、アイドルはアイドルと知り合える、付き合える、結婚できる最強職業なのだ。