■多種多様な『うちで踊ろう』

「その後、『LUCKY TAPES』のKai Takahashi(高橋海)さんによる、キーボードやギターを駆使したセッション動画や、ピアニストのかてぃん(角野隼人)さんによる生ピアノ演奏を紹介し、星野も“今度一緒にやってみようと思える人がめちゃくちゃ増えた”“いつかやりたいな、すごいステキだな、と思う人がすごく増えた”と、話していましたね。その後も、Phasmaさんによるチップチューン(ファミコン風のピコピコ音)アレンジや、バイコージャクソンさんによる、“マイケル・ジャクソンとのコラボ”などなど、多種多様なコラボ動画が紹介されていました」(前出の制作会社関係者)

 番組のラストでは、高畑、宮野、藤井、そして事前に星野が集めていた、星野のバックバンドメンバーたちが投稿していたセッション動画をまとめた、超豪華な『うちで踊ろう~おげんさんバージョン~』が披露。

「離れ離れだけど、一緒に心を重ね合わせて歌いましょう」と、素晴らしい楽曲が披露され、最後は星野が「この形のおげんさん素敵ね。月イチとかでもできるんじゃない?」とリモート収録も面白かったことを、高畑や宮野と盛り上がり、番組は幕を閉じた。

 途中、松重豊が登場して、音楽に対するマニアックな愛情を星野と語りあう場面はあったものの、今回の放送は、ほぼ『うちで踊ろう』についての内容。しかし、そこに世間で大いに話題になった“あの人”の名は、ついに出ることはなかった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4