■文化芸術を守っていきたいという思い

「現在のようにツイッターで政治批判をする前から、安倍政権批判や抗議デモのツイートに“いいね”をつけることぐらいはあったんです。それがここまで積極的に政治的発言を展開するなんて、驚いている関係者も少なくないようです」(前出の芸能記者)

 小泉は5月31日付の日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』の1面にも登場。女優で劇作家の渡辺えり(65)と対談し、「日本は、日頃から文化に温かくないなと感じます。韓国なんて国が映画を支援して、完全に日本を追い越しちゃったでしょう。日本だって、やる気になればできるはずです」と政府を批判した。

 小泉と渡辺は以前から「#WeNeedCulture-文化芸術復興基金をつくろう-」に参加。これは、舞台芸術、ミニシアター、ライブハウス、クラブなど、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う自粛によって危機にさらされているアーティストや表現の場となる劇団、ミニシアターなどを守り、日本の文化芸術を衰退させないための共同キャンペーンだ。

「2人が『赤旗』に登場したのも、日本の芸術文化を守っていきたいという思いがあるからでしょう。それに小泉にとっても、現在の状況は死活問題。彼女が2年近く前から劇場を押さえていた10月開催予定の舞台が新型コロナウイルスの影響で、中止になることが決まりましたからね」(前同)

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