■二刀流、衝撃の球速162キロ

 近年では“二刀流”大谷翔平(日本ハム)の活躍も記憶に新しい。中でも2014年にマークした「衝撃の球速162キロ」は、球史に残る事件だった。「マウンドの大谷は1球目から、いきなり160キロの豪速球を投げ、2球目に当時の日本最速タイ記録となる162キロをマーク。この日投げた21球のうち、実に12球が160キロ台でした」(前出のデスク)

 前年は外野手として選出されていたが、この年は投手として初選出。大舞台に、怪物の血も騒いだようだ。「実は、大谷は事前に球団スタッフから“甲子園のスピードガンは左打者のインロー側だと球速が出る”と聞かされていた。162キロが出た一球も、左打者へのインローでした」(前同)

 さて、オールスター戦と言えば、ペナントでは味わえない「“お祭り”ならではの雰囲気」もまた醍醐味だ。「若松勉(ヤクルト)は初出場した際、ミスターに“隣に座れよ”と声をかけられ、憧れのONに挟まれる形でベンチに。すっかり大感激していましたね」(球団関係者)

 また、こんな話も。「張本(勲)さん(東映他)なんて若い頃、球宴では他球団の主砲のバットを狙っていましたよ。“バット握ってもいいですか”と断ってはスイングして感触を確かめ、気に入ると“1本ください”とおねだりしたり(笑)」(当時を知る元記者)

 夢の舞台、オールスター戦。来年が待ち遠しい!

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