■滝沢副社長は“あくまでもタッキー”

 これほどまでにJタレントの退所ラッシュが続くと予想される理由を、芸能プロ関係者はこう話す。

「それには多くの理由があります。1つ目はジャニー氏が亡くなったこと。ジャニー氏はジャニーズ事務所の創設者でありますし、現在第一線で活躍するジャニーズタレントたちの才能を見出してきた人物。ジャニーズタレントにとっての精神的支柱がなくなったことは大きいでしょうね。

 2つ目はそれに付随することですが、現在の藤島ジュリー景子社長と滝沢秀明副社長(38)体制に不満を感じているタレントが少なくないこと。ジュリー氏にはどうしようもないことですが、彼女にジャニー氏ほどのカリスマ性はありません。

 また、滝沢氏はジャニーズ事務所本体の副社長に就任はしましたが、先輩タレントや同期などにしてみたら、あくまでも“一緒に頑張ってきたタッキー”という存在だといいます」

 長瀬の退所、そして城島茂(49)、国分太一(45)、松岡昌宏(43)が「株式会社TOKIO」を設立し、社内独立をすると発表した直後、マスコミの取材に応じた城島、国分、松岡の3人は、記者の「(社内独立について)滝沢副社長は?」という質問に対し、まだ報告していなかったとし、「タッキーは副社長か!」と反応していた。

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