――齋藤飛鳥さんもアンダー経験者ですしね。飛鳥さんみたいにアンダーだったメンバーがのちのちグループの顔になったりするケースもあるわけですし。

 だからホントに飛鳥ちゃんは、よくここまで這い上がってきたなって思います。それにアンダーから這い上がってきてるから結構ガッツを感じるというか。一見クールに見えるけど、アンダーから上がってきたからこそ「なんでもやるよ」みたいな気持ちがあるんだろうなと思いました。だから、どこでどう転ぶか分からないから面白いですよね。

――飛鳥さんが表題曲のセンターになるまで5年くらいかかってますからね。

 初センターが『裸足でSummer』(15thシングル)だから結構最近のことなんですよね。それが西野七瀬ちゃんが卒業してからは「センターやるならまいやんか飛鳥ちゃんか」くらいの立ち位置になりましたもんね。

(取材・文=鎌形剛)

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