■いつか競技生活を終える日がきたとしても…

 羽生も『CAMPUS NOW』のなかで、こんなことを語っている。

「羽生は大学での学びを通して、自分のたしかな成長を感じたようです。インタビューのなかで、“研究を重ねた日々は、あらゆることを多面的に見ながら、分析・検証する力を与えてくれました。この引き出しはフィギュアスケートだけでなく、この先人生を歩んでいく上でも、必ず役に立つと思います”と告白しています。

 彼のフィギュアスケーターとしての挑戦はまだまだ続きます。しかし、いつか競技生活を終える日がきたとしても、大学での学びを糧に、さまざまな分野で活躍する羽生結弦の姿が目に浮かぶようですよね」(前出のスポーツライター)

 羽生ならば、どんなフィールドでもきっと一流を極めるのだろう。それでも今はまだ、もう少しだけリンクに立つ彼に声援を送っていたい気がする。

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