■水谷の“絶対的権力者”の地位もピンチ

 これまで『相棒』の視聴率は18%や19%台は当たり前。20%の大台を超えることも少なくなかった。

「ところが、ここ数年は13~16%前後を推移していて視聴率は右肩下がり。ただ、12~13%台となると、内藤剛志さん(65)主演の『警視庁・捜査一課長』やV6井ノ原快彦さん(44)主演の『特捜9』など、他のテレ朝の刑事ドラマと変わらない数字なんです。

 水谷さんは『相棒』の高視聴率があったからこそ“絶対的権力者”として君臨できていました。テレビ朝日の早河洋会長(76)も、“水谷さんには80歳まで『相棒』を続けてもらいたい”と期待を寄せていますからね。ただそれも、数字あってのことだというのは水谷さん本人もよく理解しているはずです」(前出のドラマ制作会社関係者)

 これまでの圧倒的な『相棒』の数字を背景に、ドラマのキャスティングなどにも、水谷の意見が大きく反映されてきたといわれている。

「ただ、今シーズンの数字は水谷さんもそんなに大きな顔をすることができないような成績ですよね。毎週の視聴率をスポーツ紙各紙が報じることもあり、それに水谷さんがカリカリしているといいます」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5