■“ポスト相棒”計画は東出昌大のせいで頓挫?
テレビ朝日関係者は話す。
「『相棒』はシリーズスタートから20年。水谷さんも今年68歳を迎えました。いつまでも続けられないのは当然で、そのため、テレビ朝日ドラマ班では若年層の個人視聴率を望めるような“新たな『相棒』”の制作が急務とされてきました。その候補の1つが『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』だったんです」
今年1月16日から3月12日まで放送されたドラマ『ケイジとケンジ』。
桐谷健太(40)と東出昌大(32)がW主演を務め、ストーリーは月9ドラマ『HERO』(フジテレビ系)やNHK大河ドラマ『龍馬伝』を手がけた福田靖氏のオリジナル脚本ということで、テレビ朝日サイドの力の入れようがうかがえる。
「ところが、初回放送直後に東出と唐田えりか(23)の不倫関係が報じられ、ドラマは別の意味で注目を集めてしまった。『ケイジとケンジ』はテレビ朝日としては“『相棒』の次を担う作品にしていこう”と考えていたドラマでした。
しかし東出のスキャンダルで続編を作ることが不可能になり、あらためて新たなシリーズを制作しないといけなくなってしまった。加えて、今シーズンの『相棒』の視聴率低迷ですから、テレビ朝日は厳しい状況に直面していると言えるんです」(前出のテレビ朝日関係者)