■1時間30万円の募金?
「24時間募金ラン」のシステムについて、ネットでも「炎天下で5km走って10万円寄付とか何の罰ゲーム?」「今年の募金ラン企画って本当に訳がわからない。高橋尚子さんの持ち込み企画ってほんとかな。疑ってしまう」といった疑問の声が上がっている。
「現役時代の高橋さんは、フルマラソンを2時間20分で走っていました。引退した今でも、3時間前後で走ることができるでしょう。となれば1周5kmのコースであれば1時間で約3周することができる。1周10万円募金するということは、1時間に30万円。高橋さんが仮に20時間走るとなれば、彼女は600万円募金することになります。
今回は高橋さんだけでなく、企画に賛同するアスリートや俳優なども参加するとのことなので、彼女がすべて走って、募金するわけではないですが。ただ募金するお金は高橋さんたちの自腹なのかもしれませんが、それ以上のギャラが支払われる可能性は高いのでは。その点も、ネットでは疑問の声が上がっていますよね」(芸能記者)
『24時間テレビ』については、過去にはビートたけし(73)が自身のラジオ番組『ビートたけしのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で「出るなら全員ノーギャラにすべき」「あんな偽善番組は大嫌い」といった発言をしている。また、たけしはこれまで一度も『24時間テレビ』には出演していない。
「高橋さん自身、『募金ラン』にあたって“偽善と言われることもあるでしょうし、こんな時期にマラソンをやる必要があるのか……いろんなご意見があると思うんですけれども……”と切り出し、“どんな批判があっても、ゼロで何も始まらないよりかは、何かプラスになる人がいればそれは意味があるんじゃないかなと思います”と話しています」(前出の芸能記者)
初めての試みとなる「24時間募金ラン」は、どのような結果になるのだろうか?
(2020年8月21日公開)