■欅坂時代はめったに笑顔を見せなかった

 平手主演の映画『響―HIBIKI―』(2018)のエンディング曲『角を曲がる』のMVを担当した月川翔監督は『BRODY』(白夜書房)2月号で、平手について、

「地面に膝を打ち付ける場面があるんですけど、本当に手加減なくやるので彼女の脚は腫れていった。誰かが強制的にストップをかけないと“まだやります”と言う人だから、もしかしたら壊れるまでやろうとしてるのかなと思いました」

 と、平手のストイックな姿勢について語っている。

「9枚目のシングルも、平手が新曲に納得がいかなかった、という理由で発売されなかったといいます。2020年1月26日で『文春オンライン』は“その曲のミュージックビデオ撮影を平手さんはドタキャンした”“当日になって平手さんは現場に来なかった。慌ててスタッフが連絡すると『行きたくない』と……。平手不在で撮影を進めるわけにもいかず、結局その日の撮影はバラシ(中止)になりました”と報じています」(前出の女性誌記者)

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