■南キャンは序盤がマズかった

 問題となったのは、エンディングの場面だった。MCの松本の「正直なところ、陣内よりもダメだったとこってある?」という質問に対して「僕より下とは言いません」としつつも、陣内は「南海キャンディーズ」と回答。それを受けて山里亮太(43)が「同じ傷を持った人間だと思って眺めてたのに」「覚えてろこの野郎!」と激怒し、番組は終了した。

「南海キャンディーズは、正統派の漫才を披露していました。序盤にしずちゃん(41)が冒頭でいきなり“ポテト”と意味不明な発言をしてから“漫才で伏線を回収してみたいねん”と真意を明かし、そこから“山里がしずちゃんに恋愛指導する”というメインに移行するという形でした。中盤からテンポも間もよなって盛り上がったんですが、陣内とは逆に、前半のテンポが悪い印象を受けましたね」(前出の関係者)

 後半からは山里がしずちゃんの「初めまして。橋本環奈です」というあいさつに「どうだい、悲しくならないかい?」と絶妙なツッコミを入れ、本来の持ち味である抜群のワードセンスも聞いて、加速度的に盛り上がった印象だった。SNSでも、《山ちゃんのツッコミが最高》《やっぱ南海キャンディーズのツッコミ言い回し好きやわぁ》《テンポ良くて面白いな笑》と、好意的な声も多かったのだが……。

■真につまらなかったのは…

 実際に、『ドリーム東西ネタ合戦』に出演したは鬼越トマホークは、1月1日放送のラジオ『鬼越トマホークのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)で、坂井良多(35)が「一番スベってたの、南海キャンディーズだよ」と発言。これに対して、相方の金ちゃん(35)は「だからあんなに山里さん、顔引きつってたの?フリートークのところで」と指摘していたのだが、山里は、自身のツイッターで、

《鬼越!バラしたなっ! まったく!陣内さんといい鬼越といい…

 みんな忘れてるな!うちの相方の拳がかつてオリンピックを目指すほどであった事を…あいつらボッコボコに…

 相方との反省会の声が蘇る

「うちら頑張らなあかんなぁ、みんなすごいなぁ…」

 頑張ります。》

 とつづっていた。

「陣内はこの山里のツイートに《ご、ごめんよ、、うちも頑張る。》とお詫びのメッセージを送っていました(笑)。ただ、番組の感想を調べてみると、南海や陣内より、《千鳥がイマイチだった》という意見も目立っていたんです……」(女性誌記者)

《あのネタは流石につまらないでしょ》《今やってる千鳥の漫才ヤバいぐらいつまらない…笑いつもめっちゃ面白いのに》《千鳥って漫才は100%つまらないよね、、、番組中のトークとかは面白いんだけど、、》

 と、確かにネガティブな意見がネット上には並んでいる。ダウンタウン松本人志も評価し、冠番組も多数ある千鳥。その抜群のタレント力は誰もが認めるところだが、いったいどういうことなのか。

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