■ジュリー氏は2001年に「ジェイ・ストーム」設立

 前出の芸能プロ関係者はこう話す。

「Jr.を育成して世に出していくというのは、ジャニー喜多川氏の生きがいでありライフワークでした。それを継承したのが滝沢秀明副社長(38)です。滝沢氏が芸能界を引退し、Jr.の育成やプロデュースを手掛ける『ジャニーズアイランド』の社長に就任しましたが、それは“Jr.の待遇を改善するため”だったといいます」

 前出の『週刊女性』によると、滝沢氏はJr.をないがしろにするジュリー氏の体制にかねてから不満を持っていたという。

 また、2018年8月の『週刊文春』(文藝春秋)では、滝沢氏とジャニー氏が、ジュリー氏に対していい感情を抱いていないと、あるジャニーズJr.の弁として報じている。

「ジャニー氏は、ジュリー氏のマネジメント能力を認めていなかったという報道もありますが、それはジュリー氏がJr.をないがしろにしていたから、ということもあったのかもしれません。

 遡れば、ジュリー氏が嵐を中心にしたレーベル『ジェイ・ストーム』を2001年に設立した頃から、ジャニー氏とジュリー氏のすれ違いがささやかれるようになりました。すでに今回の大改革の予兆は、20年前から始まっていたということでしょうね」(前同)

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