■「慎吾ちゃん」を封印!

「香取本人も、1月24日開催のオンライン記者会見で、世間の“慎吾ちゃん”イメージを封印していると語っているほか、“自分の素に近いところもあるからやりやすい”としています。香取はSMAPでは最年少だったことや、演じてきたのも『西遊記』(フジテレビ系)の孫悟空や『忍者ハットリくん』のように、よくも悪くもコミカルなキャラが多かった。これは俳優・香取のイメージを変える絶好の機会ではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

 香取は19年の映画『凪待ち』で、非常に荒んだ、自堕落な中年男を演じたり、20年には三谷幸喜脚本のシットコム『誰かが、見ている』(Amazonプライムビデオ)で、終始超ハイテンションでマヌケな人物を演じたりと、演技者として新たな境地を開拓しつつある。

「今回の『アノニマス』について《いつもとは違う香取慎吾の魅力がある》《今までと違う役柄の慎吾が楽しみ!》《万丞渉は本当に香取慎吾なのだろうか…。》と、香取の新しい魅力に気付いた視聴者も多くいたことがSNSで分かります。ちなみに“#アノニマス”は日本でツイッタートレンド1位を記録したほか、総ツイート数は15万を超えたそうですよ」(前同)

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