■女優たちのサバイバル競争

 ここまで、番組改編にまつわる情報を紹介してきたが、お次は女優たちの“サバイバル競争”について。

「コロナ禍ではドラマもキャスト枠が削減されて、女優同士の椅子取りゲームも熾烈になっています」(芸能評論家の三杉武氏)

 苦戦しそうな女優に挙げられているのが、米倉涼子(45)だという。

「米倉は昨年春に長年、所属していた大手芸能事務所から独立。タイミング悪くコロナ禍となり、仕事も思うように取れなくなった」(前出の夕刊紙記者)

 だが、どうやら米倉は、日本のテレビ局を相手にしていないようだ。

「今年、米倉は動画配信サービス、ネットフリックスで配信予定のオリジナルドラマ『新聞記者』に出演するんです。ネットフリックスは制作費やギャラも破格で、今回の彼女のギャラは1話あたり約700万円といわれています」(前同)

 そのうえ、ネットフリックスは全世界に配信される。

「ここで注目されれば、米倉にとって念願のハリウッド進出も夢ではなくなるどころか、世界に羽ばたく可能性があります」(同)

 それは米倉だけでない。優等生キャラで人気の土屋太鳳(25)も、ネットフリックスで配信中のドラマ『今際の国のアリス』で山崎賢人とW主演を務めており、「配信開始から28日間で、全世界1800万世帯に視聴されたんです。これは日本発の実写オリジナル作品として、過去最大の視聴者数です」(ウェブ媒体記者)

 日本の民放ドラマで見かけなくなっても、生き残る女優は多いようだ。

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