■独立後、成功する芸能人が増えている

「米倉は、2021年1月20日発売のファッション誌『ハーパーズバザー』(ハースト婦人画報社)で、“一人になって新しい環境に飛び込んでいく期待感と、どうにかしなきゃいけないという責任感。その両方を持ちつつ、今は心地よい緊張感を感じています”と現在の心境を語っています。今年は、初のネットドラマ『新聞記者』(Netflix)も控えているし、ますます忙しくなるのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

 米倉に限らず、独立後に生き生きと新境地を開拓する芸能人は多い。

 代表的な例が、香取慎吾(43)、草なぎ剛(46)、稲垣吾郎(47)はSMAPを脱退し『新しい地図』となったが、それぞれジャニーズ時代は禁止されていたSNSの解禁や、多方面への進出など、大成功を収めている。

「独立後、すぐに全員がSNSやYouTubeを解禁。さらに、稲垣はレストラン&カフェ『BISTORO J_O』と『J_O CAFFE』をそれぞれオープン。香取は、18年に人生初の個展『NAKAMA des ARTS』を開いたり、SMAP時代の経験を生かしつつ、好きなことをのびのびと行っています。香取は地上波への露出が減ったことを嘆いていましたが、こちらも今年1月に主演ドラマ『アノニマス』(テレビ東京)がスタートし、活躍の場を取り戻しつつありますね」(前同)

 草なぎも、20年の映画『ミッドナイトスワン』で『第44回日本アカデミー賞 主演男優賞』を獲得したが、これについても江頭2:50が10月13日にYouTubeチャンネル『エガちゃんねる』で「ジャニーズ抜けたから受けられた仕事だよ。そのくらい汚れ役。芸の幅広がったな、草なぎ!」としている。

 SMAPを続けていたら、『日本アカデミー賞』はなかったかもしれないのだ。

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