■中居や木村でさえ「プロではない」と感じている

 また、ジャニーズタレントには、どうしても「プロ」にはなれない、という潜在的な思いが存在しているのでは、という声もある。

「昨年2月に退所した中居正広(48)は会見で、“僕ずっとアマチュアみたいな感じでやって来たので、ハッタリでやって来た感じですかね。自分のメッキが剥がれて来てるのも、感じてたりしますね”と話していました。誰が見ても名MC、タレントとしてバラエティ番組で大活躍していた中居でさえ、そんな心境だったんです。もっと若い世代が疑問を抱えても、不思議じゃないですよね」

 ちなみに、同じくSMAPの木村拓哉(48)も、20年に行った人生初のソロツアーについて、20年6月29日放送の同局系『帰れマンデー見っけ隊!! 3時間SP』(テレビ朝日系)にて、

「(ソロ)ツアーは、頭からケツまで自分以外に歌っている人がいないので、それは初でした。だから、初めて喉のケアをしました」「今まで(SMAP時代)はもう適当」

 としていた。

「冗談交じりではありましたが、“ドラマの現場に台本は持ち込まず丸暗記”というエピソードを筆頭に、プロ意識の高さで知られている木村でさえ、SMAP時代はそこまで喉のケアをしていなかったといいます。やはり、アーティスト活動を考える年齢になったジャニーズは、こうした現状に違和感を覚えるのかもしれません」(専門誌記者)

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