■「大不倫かまして、一発目の生放送」のテンション
3月6日深夜放送の『ANN』で、若林はこの山里の激白について「最初の20分が独白みたいな。しばらく謹慎してた人の独白みたいなテンション」と指摘し、山里自身も3月10日の『不毛な議論』で、
「大不倫かましてる時だよね。俺が大不倫かまして、一発目の生放送」
「俺が大不倫をかました後に、WAONさん(※山里の妻・蒼井優のこと)に語りかけるようにね。“いや、本当にこんなことをしたけども、本当に愛してるのは君だから、仲直りしたい”みたいなテンションよ。勝手に怒った俺が、“若ちゃんと仲直りしたい”って」
と語っていた。
そして、この独白の直後、若林が山里のラジオに乱入。このシーンについては、ラジオ史に残る名場面、という声も聞かれている。
「なにより、若林が誰にも何も相談せず、いきなり山里のブースにやってきたというのがすごいですよね。ラジオでは、そうしたサプライズや乱入はよくあることですが、その場合でも、演者は知らなくても、スタッフの誰かしら1人は知っている。ところが、今回の若林の場合は、誰一人、事態を把握していなかった。総責任者のプロデューサーでさえ、大慌てで各所に電話をしていたそうですから、若林ひとりの判断だったということです。
それから、タイミングが神がかっていた。しみじみ、自分の至らなさを語ったあと、山里が“もうすぐ44になるおじさんがいうことじゃないんですが……仲直りしたい”と言った。山里は、それまでの20分の独白でとんでもないことになってしまった空気を、どうオトすのか考え、最後に出たのがこの“仲直りしたい”だったそうですが、これがまったく笑いにはならなかった。
その瞬間、若林が登場したんです。本当に、後に山里が語っていたように、あんなかっこいい登場の仕方はない、という完璧なタイミングでした」(専門誌記者)